健康食品と化粧品の大手であるAFCが出しているめぐみのルテインという商品があります。今回はそれについて解説していきます。
●パソコン・スマホをよく見る
●新聞や本が見にくくて困っている
●疲れを感じている
●精神的ストレスを感じている
といった方にお勧めできます。
ルテインとは?
まず「ルテイン」とはどのような成分なのでしょうか?
ルテインは、植物の緑葉や果実、ホウレンソウ、ケールなどの野菜などに多く含まれており、「カロテノイド」と呼ばれる天然色素の一種です。カロテノイドには、β-カロテンやゼアキサンチンなどがあり、全部で600種類以上もあるといわれています。
ルテインは、緑黄色野菜に多く含まれていますが、植物や人間の体内にも存在していることが特徴です。私たちの身体にも、特に目の水晶体や黄斑部などに含まれており、光の刺激から目を守ってくれています。
ルテインの働き
ルテインって結局いいものなの?という疑問が生まれるでしょう。ルテインには色々と体にいい働きをしてくれますが、特に注目を集めているのが、強力な「抗酸化作用」です。
ルテインは、人間の体内では主に目の中の黄斑部や水晶体、皮膚、乳房、大腸など様々な場所に存在していますが、中でも特に効果を発揮するのが目です。目は人間の体で唯一体外に露出している臓器であるため、目を開けている間は常に光にさらされ続けています。
光には紫外線を含む日光や、電気、スマホ、パソコン、テレビなどから発生する青色の光「ブルーライト」があります。これらは全て目の老化を早める活性酸素を発生させる要因となります。その中でもブルーライトは光の波長が短く、力の強い光であるといわれているため、目の細胞に与えるダメージも大きいのです。
しかし「水晶体」や「黄斑部」に存在するルテインは、これらの有害な光によって発生する活性酸素を除去したり、過剰な発生を抑えたりするという役割を担っています。すごく貴重ですね。
なお「水晶体」とは、人間の目においてレンズの役割を果たしている部分です。少し難しい話となりますが、人間はものを認識する際、目の中では水晶体が外から入ってきた光を屈折させ、見たものの姿形や色彩を像として結んでいます。水晶体は直径が1cmほどの器官ですが、「毛様体筋」という筋肉によって、遠くのものを見るときは薄く、近くのものを見るときは厚くというように厚さが変化します。水晶体に含まれるルテインは、青色の光「ブルーライト」を防ぐフィルターのような役割を担っています。
また網膜の一部である「黄斑部」とは、カメラでいえばフィルムの役割を果たしている部分です。眼球の内壁である網膜の中心部で直径2mm、厚さ0.2mmほどの、非常に小さな部分です。黄斑部は、外界から入射してきた光が角膜と水晶体を通して屈折した後、像を結ぶ場所となっています。そのため、黄斑部は眼球で最も光が集まる部分であり、視力を支えている場所であるといえます。このように、ルテインは水晶体や黄斑部といった目の重要な部位に存在しており、有害な光や活性酸素から守っているのです。
しかし残念なことにルテインは、もともと人間の体に存在していますが、体内では合成できない栄養素です。さらに体内に存在するルテインは加齢によっても減少していきます。それを補うのが今回紹介するサプリメント「めぐみのルテイン30」です。
【機能性表示食品】めぐみのルテイン30とは?
めぐみのルテイン30は先ほど紹介した「ルテイン」を補える機能性表示食品です。
またこの商品のルテイン配合量は従来品よりさらにパワーアップしております。従来品は1粒に対するルテインの配合量は25mgだったのですが、その1.2倍である30mgに増量されました。さらに仕事や勉強などの一時的な疲労やストレスの軽減に役立つGABA 28mgも新配合されております。ギャバ(GABA)は植物や発酵食品などに含まれるアミノ酸のひとつで、γ-アミノ酪酸ともいわれます。ヒトの体では主に抑制性の神経伝達物質として機能しています。ギャバで日々のストレスや疲労感を軽減することが期待できます。
1日の摂取目安量は1粒です。本品に記載されているのですが、ルテインで視界クッキリ(コントラスト感度の改善のサポート)、目のぼやけ、かすみ、疲労感が改善される効果が期待できます。
成分について
内容量は15.3g(30粒×510mg、1粒の内容量320mg)1日1粒のイメージです。
1粒あたりの栄養素は、エネルギー:3.27kcal、たんぱく質:0.160g、脂質:0.260g、炭水化物:0.06g、食塩相当量:0.0009gとなっております。
原材料について
加工油脂(国内製造)、大麦乳酸発酵液GABA、メグスリノ木キ抽出物/ゼラチン、グリセリン、マリーゴールド色素、乳化剤、抽出ビタミンE
臨床試験結果
きちんと医学にも続いた治験もされております。結果としてルテイン・ゼアキサンチンが黄斑色素密度を上昇させたというデータがあります。(健康な男女115名を対象にルテイン10mg、ゼアキサンチン2mgを含む食品を摂取する群とルテイン・ゼアキサンチンを含まない食品を摂取する群に分け、1年間摂取し、400日までの黄斑色素密度を測定しました。その結果、摂取群では黄斑色素密度が有意に上昇しました。)
ギャバが一時的なストレスを軽減についての臨床試験結果もしっかり出ています。健康だが、疲労を感じている男女を対象に、GABA25mgを含む食品を摂取した場合と含まない食品を摂取した場合で、2回の計算テスト後の、ストレス指標(クロモグラニンA)の値を測定し摂取したほうがストレス指標の割合が1回目、2回目ともに、有意に減少しました。