新電力のアルカナエナジーはどんな感じなのでしょうか?結論言うとファミリー世帯向きです。うまく利用すれば今よりも安くできます。
1番のメリットは基本料0円
アルカナでんきの家庭向け料金メニューは「基本料金0円」で利用した分だけかかってくる仕組みです。例えば東京電力で申し込みをした場合、20Aは623円50銭円、60Aは1,870円50銭円と、アンペア数が大ききれば大きいほど、基本料金は高くなります。
アルカナの場合は60Aでも基本料金がかからないのが大きいです。アンペアが大きいメリットとして、同時に色々な家電製品を使えることです。アンペア数が少ないとエアコンやドライヤーなど負荷のかかる製品を同時に使うとダメになります。
また使えば使うほど通常の電力会社は、料金が上がる傾向があるのですが、アルカナエナジーではそれはなく、たくさん使えば使うほどお得な仕組みになっています。
基本料金もかからず、使った分に比例してかかるだけになるので、非常に明朗会計の部分もメリットでしょう。(東京地区の場合29.80円です)
また、日本の多くの電力会社では電気を多く使うほど従量料金単価が3段階で高くなる料金体系を採用しています。アルカナでんきは使用量に関係なく一律の従量料金単価を採用しているため、電気を多く使うと大手電力会社よりも割安になりやすいです(一方で使用量が少ない場合は割高になりやすいので注意が必要です)
公式サイトに、シミュレーションがありますので、ぜひそれでいくら安くなるのかを試してみてください。
一応、公平性の観点や落とし穴ないかも、きちんとお話ししておくべき必要があるため
デメリットもあることをお伝えします。
解約手数料が高い
アルカナでんきは供給開始から1年以内に解約した場合に税込22000円の解約手数料が発生します。これは結構高額です。
ただし1年間解約しなければ、かかるものではないので、長期で使えばデメリットでないと言うことがわかります。直近で引っ越しなどを考えている方は控えた方がおすすめです。
運営母体が小さい
アルカナエナジーは2021年設立の後発の新電力です。従事している人数も少ないため、人件費も少なく経費削減ができているかと思います。
電力の大きなトラブルは、東京電力が解決してくれる部分があるので、大きく心配する必要は無いかと思います。